VANSON(バンソン)TJとは?|歴史・ディテール・渋カジで人気を集めたチームジャケット
VANSON(バンソン)の革ジャンといえば、バイク向けの本格的なライディングジャケットを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、VANSONにはモーターサイクルだけでなく、アメリカンカジュアルやストリートファッションの文脈で知られてきたモデルもあります。その代表格のひとつが「TJ」です。
この記事では、VANSONのTJ(Team Jacket)について、現在の公式モデルで確認できるディテールと、過去の日本での人気について整理します。
VANSONとは?
VANSON LEATHERSは、1974年に始まったアメリカのレザージャケットブランドです。現在もレザージャケットを中心に、モーターサイクル向けからカジュアル向けまで幅広いモデルを展開しています。
現在の公式サイトでも、TJは「Original casual street raglan sleeve leather jacket」として紹介されており、バイク用ジャケットとは少し違った、カジュアル・ストリート寄りの位置づけが確認できます。
TJとは「Team Jacket」のこと
TJは「Team Jacket」の略称として知られるモデルです。VANSON公式のTJ BLKは、ラグランスリーブ、ニットの襟・袖口・裾、フロントジッパーという特徴を持つチームジャケットとして現在も展開されています。
日本では、1980年代末以降に広がった渋カジ・アメカジの流れの中でVANSONのTJが注目されたことが、当時を知る関係者への取材でも語られています。Dig-itの記事では、TJを「チームジャケットの略」と説明し、初期にはロゴを革にプリントした仕様があり、その後刺繍パッチへ変化したことも紹介されています。
VANSON TJのディテール
現在の公式モデルを基準にすると、TJには次のような特徴があります。
- ラグランスリーブ
- ニット素材の襟・袖口・ウエスト部分
- フロントジッパー
- 真鍮製の金具
- フロントのハンドポケット
- 内側のポケット
- レーヨンライニング
- Competition Weightのカウハイド
特に印象的なのは、ライダースジャケットとは異なるラグランスリーブとリブ使いです。ウエストまでリブでまとめることで、一般的なダブルライダースとは違ったスポーティーなシルエットになります。
TJとTJV・TJPなどの違い
VANSONのチームジャケット系には、TJだけでなくTJVやTJPなど複数のモデルがあります。現在の公式ラインアップでは、TJVは「LOGO TEAM JACKET」としてVANSON Ovalsを配したモデル、TJPはレーシングチームジャケットとして展開されています。
そのため、中古市場で「TJ」と呼ばれている個体を見る場合は、タグやパッチ、袖の仕様、襟やリブの形などを一緒に確認すると、モデルの違いを整理しやすくなります。
なぜTJは革ジャン好きに面白いのか
TJの面白さは、モーターサイクルブランドとしてのVANSONと、アメカジ・ストリートファッションとしてのVANSONの両方を見ることができる点です。
シングルやダブルのライダースとは違い、チームジャケット型はスポーティーな雰囲気を持ちながら、デニムやワークパンツなどにも合わせやすいのが特徴です。古着や中古品を見るときも、モデル名だけでなく、年代を感じさせるタグやパッチ、ディテールまで見ると楽しみが広がります。
YouTubeでTJを詳しく解説
VANSON TJについて、歴史やディテールを実物を見ながら詳しく解説しています。
VANSON(バンソン)の隠れた名作「TJモデル」|歴史とディテールを徹底解説
まとめ
VANSONのTJは、Team Jacketをルーツとするチームジャケット型の革ジャンです。ラグランスリーブ、ニットの襟・袖口・裾、Competition Weightのカウハイドなど、ライダースとは異なる個性的なディテールを持っています。
また、日本のアメカジ・渋カジの歴史を振り返るうえでも興味深いモデルです。今後、VANSONの他モデルや年代違いを見ていくと、TJをさらに深く理解できるようになります。
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