Schottの革ジャンを知る|613ワンスターと618の違い

Schottの革ジャンを知る|613ワンスターと618の違い

革ジャンを語るうえで外せないブランドのひとつがSchott(ショット)です。なかでも613ワンスターと618は、よく似たシルエットを持ちながら、ディテールには明確な違いがあります。

この記事では、Schottの公式情報をもとに、現在案内されている613と618の特徴を整理します。年代や仕様違いも存在するため、ここでは現行モデルの情報を基準にします。

Schottとは?

Schottの歴史は1913年にニューヨークで始まり、公式サイトでは1928年にフロントジッパーを採用したライダースジャケット「Perfecto」シリーズを発売したことが紹介されています。その後、50年代に星型スタッズをエポレットに配した「One Star」が登場しました。

613ワンスターの特徴

現行の613は「Original ‘One Star’ Perfecto Motorcycle Jacket」として展開されています。公式情報では、ヘビーウェイトのステアハイドを使用し、アシンメトリーなフロントジッパー、ワンスターのエポレット、コインポケット、ウエストベルトなどを備えています。

  • ステアハイドのヘビーウェイトレザー
  • 星型スタッズを配したエポレット
  • アシンメトリーなフロントジッパー
  • コインポケット
  • ウエストベルト
  • バイ・スイングバックと脇下の可動性を考えた構造

公式説明では、613の革はクロムなめし、ドラム染色されたステアハイドとされています。新品時は比較的しっかりした感触があり、着用によって身体に馴染んでいくことが説明されています。

618の特徴

618もステアハイドを使ったPerfectoのライダースです。613と似ていますが、公式情報ではエポレットに星がなく、Schottロゴ入りのスナップを採用するなど、ディテールに違いがあります。

Schott Japanの解説では、618はモーターサイクルギアとしてより機能面を意識した設計が紹介されています。キドニーパッド、アクションプリーツ、脇下のアイレットなど、ライディング時の動きを考えたディテールが特徴として挙げられています。

613と618の違い

項目613618
モデルOriginal One Star PerfectoPerfecto Motorcycle Jacket
ヘビーウェイト・ステアハイドステアハイド
エポレットワンスター星なし
フロントアシンメトリージッパーアシンメトリージッパー
設計クラシックなワンスターの意匠モーターサイクル用途を意識した機能的なディテール

革ジャンとして見るべきポイント

613と618を比べるときは、単純に「どちらが上か」と考えるより、革とディテールがどのように違うのかを見る方が面白いでしょう。

  • 革の種類と厚み
  • エポレットの仕様
  • ポケットの配置
  • 背中や脇の可動性を考えた構造
  • ファスナーやスナップなどの金具
  • 実際に着たときのシルエット

特に革ジャンは、写真だけでは分かりにくい厚みや張り、縫製の立体感があります。実物を確認できる場合は、革そのものだけでなく、細部の作りまで見るとモデルごとの違いが分かりやすくなります。

まとめ

613ワンスターと618は、どちらもSchottを代表するPerfecto系ライダースですが、エポレットをはじめとしたディテールや設計思想に違いがあります。

Leather Archiveでは、これからブランド名だけで判断するのではなく、「どんな革を使い、どんな構造で、どんなディテールがあるのか」という視点から、革ジャンを一着ずつ掘り下げていきます。

参考: Schott NYC公式サイト、Schott NYC Japan公式サイト

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