革ジャンの革の種類を徹底解説|シープスキン・ホースハイド・ステアハイドの違い
革ジャンを選ぶとき、デザインやブランドと同じくらい重要なのが「どんな革が使われているか」です。同じ形のジャケットでも、革の種類によって手触り、重さ、着心地、シワの入り方、経年変化は大きく変わります。
ここでは、革ジャンでよく使われるシープスキン、ホースハイド、ステアハイドを中心に、それぞれの特徴を整理します。
シープスキン(羊革)
シープスキンは、羊の革です。一般に牛革や馬革と比べて軽く、柔らかく、しなやかなものが多いのが特徴です。
- 軽く、柔らかな着心地
- 身体になじみやすい
- 表面がきめ細かく、滑らかなものが多い
- 厚みや仕上げによって印象が大きく変わる
柔らかな革が好きな人や、重厚さよりも着やすさを重視する人にとって、シープスキンは注目したい素材です。
ホースハイド(馬革)
ホースハイドは馬の革です。革の部位や仕上げによって性質は変わりますが、革ジャンでは独特の張りや光沢、シワの表情を楽しめる素材として知られています。
- 独特の張りや質感を持つものがある
- 着用によってシワや艶の変化を楽しめる
- 仕上げによって印象が大きく異なる
- ヴィンテージ系の革ジャンでも見かける
ステアハイド(成牛革)
ステアハイドは、一般に生後およそ2年以上の去勢された雄牛から得られる革を指します。比較的厚みと強度を持たせやすく、革ジャンにも幅広く使われています。
- しっかりした厚みの革に仕上げられることが多い
- 耐久性を重視した革ジャンに使われる
- 着込むことでシワや艶などの変化が出る
- 厚みや鞣し、仕上げによって着心地が大きく変わる
3種類の違いを簡単に整理
| 革の種類 | 一般的な特徴 | 着心地・印象 |
|---|---|---|
| シープスキン | 軽く柔らかいものが多い | しなやかで着やすい |
| ホースハイド | 張りや独特の表情を持つものがある | 革らしい変化を楽しみやすい |
| ステアハイド | 厚みと強度を持たせやすい | しっかりした着用感 |
革の種類だけでは判断できない
ここで注意したいのは、「シープだから柔らかい」「馬だから硬い」というように、革の種類だけで性質を決めつけられないことです。革の厚み、部位、鞣し、染色、仕上げ、加工方法によって、同じ種類の革でもかなり違った表情になります。
革ジャンを見るときは、革の種類と一緒に、実際の厚みや手触り、柔らかさ、表面の仕上げまで確認することが大切です。
まとめ
革ジャンの魅力は、同じデザインでも使われる革によって表情が変わるところにあります。シープスキン、ホースハイド、ステアハイドにはそれぞれ異なる特徴があり、さらに鞣しや仕上げによって個性が生まれます。
Leather Archiveでは、これから革の種類だけでなく、鞣し、製法、ブランド、モデル、そして着込んだ後の経年変化まで、革ジャンを深く知るための情報を記録していきます。
次に読む: 革ジャンの「なめし」とは? 革ジャンの経年変化とは?
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